エコキュートのお湯をつくる仕組み

エコ給湯は、空気の熱を利用してお湯をつくる、環境にやさしい給湯システムです。仕組みはとても簡単で、空気の中にある熱を集めて、それを専用の安全な自然冷媒(CO₂)という物質に移し、その力を使ってお湯を沸かします。この自然冷媒は環境にやさしく、安全で燃えにくい特徴があり安心です。また、外がとても寒くても(-10℃くらいまで)しっかりとお湯をつくることができます。

さらに、夜の安い電気や太陽光で作った電気をうまく活用します。ヒートポンプという仕組みで、この冷媒をぎゅっと圧縮したり広げたりして、温度を上げて効率よくお湯をつくります。その後、できたお湯をタンクに貯めておくので、いつでもすぐに使えます。エコ給湯なら、電気代も節約でき、家計にも地球にも優しい毎日が過ごせます。

 

 

地球にやさしいエコキュートで、
        未来につなぐ快適な暮らしを

エコキュートは、大気中の熱を利用してお湯を沸かすヒートポンプ式の給湯機。CO₂をほとんど出さず、家計にもやさしい次世代の給湯システムです。
他の給湯方式と比べて、最大で約80%のCO₂をカットできるため、環境負荷の大幅な軽減につながります。


年間CO₂排出量の比較(4人家族・標準的な使用想定)

 

給湯方式 年間CO₂排出量(kg) 削減率(エコ給湯比) 特徴
エコキュート(ヒートポンプ) 約450kg 大気熱を活用・高効率・環境負荷が最小
ガス給湯器 約1,700kg 約73%削減 一般的に普及、CO₂排出は多め
灯油ボイラー 約2,300kg 約80%削減 ランニングコストは安めだが、環境負荷が大きい
電気温水器 約2,000kg 約77%削減 夜間電力を使えるが、効率が低くCO₂多め

※スギの木1本が年間吸収するCO₂量:約14kg
→ エコ給湯を導入することで、スギの木約130本〜140本分のCO₂削減効果があります。

 

 

エコキュートのメリット

  1. エコノミー
    「お風呂はゆったり入りたいし、洗い物や洗濯にもお湯を使いたい」
    でも、光熱費が気になって、お湯の使いすぎはちょっと心配…
    そんなご家庭にぴったりなのが、エコキュートです。

    エコ給湯は、空気の熱を利用してお湯をつくる省エネタイプの給湯機
    従来の電気温水器やガス給湯器よりも、電気代がぐっとおトクになるのが大きな魅力です。

    私たちが毎日使うお湯――たとえばお風呂やシャワー、洗顔や洗い物に使うお湯のためのエネルギーは、家庭で使われるエネルギーのおよそ3割を占めています。
    この「給湯エネルギー」を見直すことで、省エネや環境対策に大きく貢献できます。
    だからこそ、効率よくお湯を沸かせる「エコキュート」は、家庭のエネルギー対策の心強い味方です。
    効率よくお湯を沸かせるから、たっぷりのお湯も気兼ねなく使えて
    家計にもやさしい―そんな毎日が実現できます。

     

  2. エコロジー
    自然にある“二酸化炭素”を使っていて安心
    昔の給湯機は、フロンガスなど地球に悪い冷媒(れいばい)を使っていたこともありました。
    でもエコ給湯は、自然にある二酸化炭素(CO₂)を使うから、地球にとっても安心です。CO₂排出量を大幅に削減できる
    私たちの生活の中で出るCO₂を、エコ給湯にするだけでぐんと減らすことができるんです。
    地球の未来を考える子育て世代や、エコな暮らしを意識したいご家庭にぴったりです。空気の力でお湯をつくるから、ムダがない!
    エコ給湯は、外の空気の熱を使ってお湯をわかす省エネ機械です。
    電気をたくさん使わずに、効率よくお湯がつくれるから、環境にもお財布にもやさしいんです。
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  3. 災害時に活躍
    停電時でもシャワー・蛇口からお湯が出せる
    エコキュートは、停電時でも貯湯タンク内のお湯をそのまま使用可能
    シャワーや蛇口からお湯が使えるため、非常時にも快適さを損なわずに生活を続けられます

    大容量タンクで、非常時もお湯や水が使える
    エコキュートには300〜460リットルの大容量タンクが搭載されており、万が一の停電や断水時にも中の水を活用できます。
    洗顔・手洗い・シャワー・トイレの洗浄など、日常生活に必要な“生活用水”として安心して使えるのが大きな特長です。

     

  4. 社会に優しい
    エコ給湯は夜間にお湯を沸かして日中に使うしくみなので、
    電力需要が少ない時間帯を活用できます。
    これにより、発電所の負荷を減らし、社会全体のエネルギー効率の向上にもつながります。

 

 

 

エコキュートのデメリット

  1. 設置スペースは必要。でも工夫次第でムリなく置けます

    エコ給湯はとても省エネで、家計にも地球にもやさしい給湯システムですが、
    ひとつだけ気をつけたいポイントがあります。それは、設置スペースが少し広めに必要なことです。

    エコ給湯は、夜間の安い電気を使ってお湯をつくり、そのお湯をタンクにためておく仕組みなので、
    お湯をためる「貯湯タンク」と、空気の熱を集める「ヒートポンプユニット」の2つが必要になります。
    でも、ご安心ください。
    今では、スリムな縦長タイプや、低くて横に長いタイプなど、さまざまな形状の製品があり、おうちのスペースに合わせた設置が可能です。
    さらに、ヒートポンプユニットを壁に掛けるような工事もできるため、設置スペースが限られたお宅でも対応できる方法が増えています
    また、設置前にしっかり現地調査を行い、「どこに・どう置けばいいか」をプロがわかりやすくご案内いたします。

    設置が不安な方も、まずはお気軽にご相談を

    「うちには置けるかな?」「狭い場所でも大丈夫?」と心配な方も、
    プロがご家庭に合った方法をご提案いたしますので、どうぞ安心してご相談ください。
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  2. 初期費用はかかります。でも、補助金でぐっと身近に

    エコ給湯は、電気代を大きく節約できるとても経済的なシステムですが、
    最初の導入時には機器代や設置工事費など、一定の初期費用が必要です。

    また、既存の給湯器からの交換や、電源・配管の追加工事が発生する場合は、
    そのぶん追加コストがかかることもあります。
    とはいえ、ご安心ください。現在、国の省エネ推進政策により、エコ給湯の導入には補助金が活用できます。
    パナソニックをはじめとしたメーカーも、補助金の対象となる機種を多数取り扱っており、
    実質の負担を大きく抑えて導入できるチャンスとなっています。


    「うちも対象になるの?」と気になったら…

    補助金制度は、地域や設置条件によって内容が異なる場合があります。
    「どれくらいの金額が支給される?」「うちは対象になる?」など、
    気になる点は当店で無料でお調べします。

    お気軽にご相談ください!

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